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黒子のバスケ 240 ネタバレ 確定&予想 [ネタバレ 予想]

洛山バスケ部員達
「まゆずみ…、そんな奴いたか…?」
「バカ…、いたろ、しかも上級生…。。
 …だけど…、彼がバスケしている所をあまり思い出せないな…。」
ナレーション
「黒子と黛は共に存在感が薄いところが似ていた。
 二人共この特異な事実を認識してはいなかった。
 違いといえば、黛千尋は洛山高校に行ったことぐらいだ。
 彼は、黒子よりも運動神経があった。
 しかし、洛山高校のレベルでは、彼はその他大勢に埋もれていった。

 彼が二年生になった時、『無冠の五将』のメンバーが入ってきた。
 彼らは何の努力もなくレギュラーになり、彼の立ち位置は後退した。
 さらに、彼が3年になった時、『奇跡の世代』のメンバーが入ってきた。
 この男の登場により、もちろん黛の立ち位置はさらに後退した。
 と同時に、黛の同年代の学生たちは、
 厳しい練習メニューのために才能の限界を感じ、辞めていった。
 同じ理由で、黛も退部届を提出した。
 そこで、同様に赤司に出会った。」

p27

赤司
「やあ 黛千尋。どうだい。」

「本当に、礼儀知らずだな。
 ”どうだい”じゃなくて、”初めまして”だろ。」
赤司
「最近まで同じバスケ部にいたんじゃないのかい?」

「俺を覚えてるのか?…珍しいな。
 ほとんど誰も俺のことはすぐには思い出せないのに。」
赤司
「その事なんだけど…、
 君とそっくりな人を知っているんだ。
 ところで、何を読んでいるんだい。」

「…ライトノベル。」
ナレーション
「別の類似点として、読書を楽しむ事があった。」

赤司
「ライトノベル?」

「どんなものか知らないのか?」
赤司
「おもしろいのかい?」

「あんたが読んでる小説とは違って、大した内容じゃない。
 だから、気楽に読めるんだ。
 好きな奴もいるし、嫌いな奴もいる。
 しかし、読んでみたら、楽しいと思うよ。」
赤司
「…へえ。」

「…お前カバーで中身を決めつけてるだろう?」
赤司
「いや…、僕の知っている人に本当によく似ていると思って。」

「さっきからお前の言っているそいつはどんな奴だ?」

赤司
「「幻の6人目」。そう呼ばれていた男だ。」

「帝光の?噂はほんとうだったのか…。
 お前は俺がそいつに似ていると行ったな。」
赤司 
「君が気にしないなら、今要点を言おう。
 君に幻の6人目になってほしい。」

「何…?」
赤司
「君には彼と同じ資質がある。
 練習中、君を見ていたよ。
 基本能力は、君のほうが上だ。
 君に同じスキルを教えよう。
 そして、君の退部届けも止めることもできる、
 そして君を一軍に入れよう。
 どうだね。」

「……断る。
 俺がどれほどのものか知らないが…、俺は俺だ。
 もしその噂が本当なら、
 『幻の6人目』はパスに専念していたはずだ。
 パスしかしないのは、退屈だ。
 そんな内容で試合に出るつもりはない。
 ニッチなプレイヤーにならなければ、
 試合に出れないのなら、俺のことは忘れてくれ。
 とにかく、俺に可能性はないよ。
 バスケをしても、俺が楽しくないんなら、無駄だ。」

赤司
「はは。」

(どうしたんだ。
 …まるで、突然、別人になったみたいだ。)
赤司
「おもしろい。
 最初から君が、彼のコピーになれるとは計画していなかった。
 いっそう、おもしろくなった。
 君ならテツヤを超える、『幻の6人目』になれる。」

p25

赤司から黛へのパス
黛は即座に根武谷にパスを通す。
伊月
「ぐっ…」
誠凛ベンチ
「うわっ!!」
根武谷
「よし!」
そして、根武谷がレイアップを決める。
審判
「ゴール!洛山の得点です…!!」

第2Q 
残り9:18
誠凛 21-26 洛山

青峰
「洛山にこんな秘密兵器があったとはな…。
 まったく予想外だぜ…。
 新しい『幻の6人目』…!
 誠凛は、たぶんこんな最悪の自体予想してなかっただろうな。
 数えきれない程、軌道を変えるパスに救われてきた…。
 その牙が今は自分たちに向いてるんだからな。」
根武谷
「ナイスパス!」

(何だ…。こいつら…。
 俺がレギュラーになった瞬間、態度を変えやがって…。
 いずれにせよ、お前たちのためにやっているんじゃない。
 パスが通れば、俺も楽しいんだ。
 ちゃんとしたポジションに居れば、パスを回してやる。)
日向
「とにかく、得点を取って、追い付かなきゃなんねえ!!」
鉄平
「分かった。」
伊月
「だが…、くそ!!
 黛をどうすればいい?!
 まず、奴をどうにかしなければいけない…。
 じゃないと、点取り合戦には勝てない。
 奴らに追いつけねえ…!!」
誠凛一年
「…分かった。黒子にマークさせたらどうですか?
 黒子が一番、ミスディレクションを知っている。
 彼なら見逃さない…。」
リコ
「だめよ…。無理だわ。なぜなら…、」

そこへ、火神へのパスを葉山が飛び出して、カットする。
火神
「うっ…!」
(くそっ!)
葉山
「お前にはこんな事できないだろう!!
 俺達との試合中に、こんな簡単なパスを見逃すのは不注意だね!」
観客たち
「洛山反撃…!!」

そして、赤司にボールが渡り、さらに黛にパスをする。
誠凛一年
「うわっ、まただ…。」
そこに、パスの軌道を塞いで水戸部が現れる。
観客
「水戸部!!どうやって?!」
「かつての津川と同じだ。
 黛を捉えられないので、パスのターゲットを予測して、
 ルートを塞いだんだ。」
すると、黛はパスを回さず、レイアップを決める。

「なら、パスをせず、そのまま決める。」
火神
「なっ!?」
伊月
(くっ…、黒子と違うっていうのは…、こういう…)

第2Q 
残り8:50
誠凛 21-28 洛山

リコ
「黒子くんに彼のマークをさせたら、
 たぶんミスディレクションは防げるでしょう。
 でも…、ワンオンワンにんなったらチャンスがないわ…!」
誠凛一年
「じゃあ…どうすれば。」
黛は黒子の方へ視線をやる。

「見ているかい?」
(俺は古いモデルには興味がない、新型だ。
 俺のプレイスタイルは…は、お前のとは別物だ。
 お前のような奴に負けねえよ。)
その瞬間、黒子の視線で鳥肌が立つ。

「こいつ…、俺を凝視してやがる。
 …いや…、俺を観察しているのか?!」

観客たち
「あっという間に7点差だ。
 誠凛はすぐに取り返さないと、窮地に陥るぞ……。」
リコ
「…よし…!」
審判
「誠凛メンバー交代!」
観客たち
「交代…?誰…?」
まさかの降旗が登場する。
観客たち
「おい…?あいつ覚えているぞ。
 たしか一年の。決勝で出て来るとはな…。」
洛山ベンチ
{これは…、何だ?」
リコ
「伊月君、黛のマークに専念して?!」
桃井
「大ちゃん…、これは…?」
青峰
「言えるのは…見ての通りだ…。
 チワワをライオンの前に配置した。」
洛山メンバー
「こいつら何考えてるんだー?!」

p26

と、ここで終わりでーす。続きが楽しみですね。
これからも、共産共●のもと、ブログを書いていきまーす。
どーぞ、よろしくお願いしまーす。(^_^)/

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